地元再発見!ということで第2弾は11月28日に半田市を訪れました。
半田市では『重要文化財 旧中埜家住宅』を半田市博物館の方に案内頂き見学を行いました。
旧中埜家住宅の価値は、次の3点にあると説明を受け実際に目にすることができました。
1.建築当時と姿がほとんど変わっていない
2.設計が著名な建築家である鈴木禎次氏である
(揚輝荘・名古屋銀行本店等の設計)
3.希少な材料や当時のガス灯などが残っている
天然スレートや天然リノリウム等の素材が残っていることに感動を覚えました。
また外観のアクセントの石の比率やバラの意匠等も丁寧に説明頂き、色々な発見をすることが出来き、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。
旧中埜家住宅の見学後は、各自が自由に半田の町を散策し、新たな発見をされたことと思います。
近いところはなかなか普段目に入らなくて、見過ごしがちなってしまったり、いつでも行けると後回しになってしまいがちですが、今年度は改めてそういう建築に目を向けて、見学することが出来たことは、良かったと研修担当の副支部長としては思いました。企画して頂きました研修委員会の皆様、ありがとうございました。
(名南支部 研修担当副支部長 鈴木琢夫)
半田見学研修会概要
日時:2020年11月28日(土)10:00〜12:00
会場:重要文化財 旧中埜家住宅
参加者:19名